2017年10月12日木曜日

2007 TC96 プライマリー異音 修理&対策

 
ホントに重たいバイクですね。この車種に乗ってる方ホント尊敬します。
 
さてプライマリーからの異音のお話しです。
 
一言に異音と言いましても多彩なパーツで構成されていますので、
 
私は、はっきりと分解しないと解らない派です!
 
症状などである程度は特定できますが、
 
やっぱり現物確認が重要です。
 
色々と壊れると噂がある年式ですが、
 
なぜ壊れるのかを特定しないで部品のみ交換しても
 
同じことの繰り返しですね。
 
 

 
今回はここまで分解しました。
 
 

 
これはスターターリングが干渉した痕跡です。
 
これはすぐに原因わかりました。
 
写真反対ですが気にしないでください。
 
このトラブル調べると結構あるみたいです。
 
皆さんお高い修理代払っているみたいですが、
 
対策しないとまたなると思いますよ。
 
特に乗り方が荒い人はすぐなりそうですね。
 

 
ベアリングからの異音はなかったですが、
 
今回は、プライマリーベアリングがこのタイプでなければ対策できないので、
 
交換したいのですが、
 
JIMSのこれは取り付けできませんでした。

 
でベアリングのみ他社の物で対応します。
 
後のシールなどはJIMSのキットに付いていた物で対応します。
 
 

 
綺麗に装着完了いたしました。
 
今回はクラッチ側のスプラインが壊れる前に対策しときました。
 
交換部品はベアリングとガスケットと対策パーツ製作とOILのみでした。
 
あのまま行けば間違いなく高額修理になった事でしょう。
 
始めはこんな音してなかったのに、と思う方は、
 
早めに対策や修理した方がいいと思います。
 
修理、カスタム等お気軽にご相談くださいませ。